自己肯定感とは?低い高いあなたはどっち?人生の明暗を分けるカギ

こんにちは。
自分軸カウンセラー よしみです。

今日は「自己肯定感」という、あなたの人生に大きな影響を及ぼす重要なテーマについて深掘りしていきたいと思います。
自己肯定感がなぜそんなに重要なのか、そしてそれが高い人と低い人でどのように人生が異なるのかを見ていきましょう。

「私は自己肯定感が低いのかも?」と感じていらっしゃるのであれば、ぜひ今回、この記事の内容と照らし合わせてみて、ご自身の自己肯定感について見つめ直す機会にしていただければと思います。そして、自己肯定感が低いと判明した場合、その原因と解決策も合わせてごらんいただければと思います。
きっと、自己肯定感を高め、思い通りの人生を送るための一歩を踏み出す手助けになることでしょう。

自己肯定感とは?


まず、そもそも、自己肯定感って何でしょうか?

これは、自分自身を他者と比べることなく、どれだけ価値ある存在として認識しているか、どんな自分であろうとも自分を肯定的に捉え、自分をどれだけ信じているかに関わる非常に重要な感覚です。

この章では、自己肯定感とは具体的に何なのか、そしてそれが私たちの人生にどのような影響を及ぼすのかを詳しく解説します。
自己肯定感が高いとどのような特徴やメリットがあるのか、逆に低いとどんな特徴やデメリットがあるのかを掘り下げていきます。
あなたの自己肯定感が高いか低いかを理解することは、今後の人生を豊かにするための第一歩になるでしょう。

自己肯定感の定義

自己肯定感とは、ざっくり言うと「自分自身を価値ある存在として尊重しているか」あるいは、「ありのままの自分をどれだけ肯定的に感じているか」の度合いです。

自分の置かれた立場や環境、他者との優劣に関係なく「これが自分だ」と肯定的に尊重し、特別な能力や根拠がなくとも「なんとなく上手くいく」「やれる」という自信がある感覚です。
この感覚が自己肯定感で、人生のさまざまな選択や幸福感に直接的な影響を与えます。

自己肯定感は人生の明暗を分ける土台

自己肯定感が高いと、失敗や批判を受けたときにもポジティブな解釈ができ、自分を崩すことなく適切な対処をすることができます。

逆に、自己肯定感が低いと、些細な失敗や拒否も深く傷つきやすく、自分の生き方や全人格を否定されたかのようなネガティブな影響を受けやすいです。

つまり、自己肯定感が高いか低いかは、様々な経験を積みながら人生を歩む上で、人生の質そのものや未来を大きく左右する土台となります。
物事を全てマイナス視点で見てしまうのか?プラス視点で見る事ができるか?など、目の前の現実をどう受け取ることが出来るのかも、自己肯定感の度合いと比例しています。
なので、自己肯定感の高い・低いは、先の人生を見た時にも、不安と諦めが占めているのか?
前向きで楽観的な感情が占めているのかによって、大きく影響を与えるものとなります。

自己肯定感が低い人の特徴


自己肯定感が低いと感じている人
は、その感じ方が一体どこから生じているのでしょうか?

この章では、自己肯定感が低い人に共通している特徴を挙げ、それが日々の行動や人生の選択にどのような影響を及ぼしているのかを見ていきます。
もしこの特徴が自分にも当てはまると感じるのなら、それは今後の人生をさらに良くしていくための改善点を見つける絶好の機会になりますよ。

低い自己肯定感の特徴

自己肯定感が低い人は、自分に厳しく、周りから自分がどう見られているのかを過度に気にするところがあります。
ちょっとした失敗でも、「いつも自分は上手くいかない」「自分は何をやっても上手くいかない人間なんだ」と、自分の人格や内面的な欠点と結びつけがちで、例え上手くいったことがあっても、自分の能力や努力だとは認めず、たまたまの偶然として片付けることがあります。
「どうせ自分は・・・」「私なんて・・・」と自己評価が低く、「自分には無理だ」「出来っこない」など自己疑念を抱きやすいため、新しい挑戦に対して不安や戸惑いが強く、頭の中で様々な最悪のシナリオを描き、自ら行動することを避ける傾向にあります。
あるいは、常に他者と自分とを比較して、自分を卑下してしまうので、
他者に対して羨ましさや妬ましさが増幅したり、自分に自信が持てなかったり、自分の存在価値を見出すことが出来なくなります。
このような特徴は、仕事や人間関係において消極的な態度になりがちで、夢や望みを多く持っていたとしても、自己実現の機会を自ら閉ざすことになってしまいます。

低い自己肯定感が人生にもたらす影響

自己肯定感が低い、人生において多くの困難に直面する可能性が高まります。

自分に対してネガティブな思い込みが強いので、その意識通りの結果を招くことが多くなるのです。

例えば、職場において、自分の能力や実力を発揮できる機会を逃したり、人間関係においても、自分に自信がなく、本当の自分や意見を率直に表現できないために、ストレスや不満が溜まったりします。
すると、自己否定や自己嫌悪感がますます募り、さらなる思い通りにいかない現実を引き起こす事になります。
「ほら、やっぱり上手くいかない」という思いが、さらにネガティブな思い込みを強化させてしまいます。
この様なことが度重なると、心の健康にも影響を及ぼします。
ネガティブな感情が次々とネガティブな現実を生む事になり、自分らしく生きている感じや満足感が得られず、常に不満足な人生を送る事になります。

自己肯定感が高い人の特徴


一方で、自己肯定感が高い人とは、どのような特徴を持ち、どのような生活を送っているのでしょうか?
この章では、自己肯定感が高いことの利点とそれが個人の日常生活、人生選択、そして人間関係にどのように良い影響を与えるかを挙げたいと思います。
もしあなたがもっと自信を持ち、積極的な人生を送りたいと考えているなら、ぜひこの章からヒントを得ていただけたらと思います。

高い自己肯定感の特徴

自己肯定感が高い人は、例え自分が人よりも劣っていたり苦手な部分があったとしても、自分を全否定することはなく、それも踏まえた上で、自分の長所や努力でなんとか出来ることを信じています。それは何も特別な優れた能力があるとかではなく、特に根拠はないのだけれど、「なんとなく、上手くいくだろうな」といった自信を持っています。
なので、仮に失敗をしたとしても、その瞬間は落ち込んだとしても、徐々にその失敗を次の成功への糧として捉え、再び挑戦をしたり、上手くいくための行動に切り換えます。
そして、その頑張った過程を、きちんと自分の努力として認めることができます。

また、自分の欲求や感情に素直に従います。
それがダメ元でも「とりあえずやってみよう」「なんとかなるかも」と、楽観的に捉え行動に移し、やっぱりダメだったとしても、それを引きずることはなく、また別の形やチャレンジに意識を向けることができます。

高い自己肯定感が人生にもたらす影響

自己肯定感が高い人は、人生のいろいろな場面で自分自身や物事が良い方向にいくことを信じています。
特に根拠はなくても、自分の選択になんとなくの自信を持っており、結果上手くいけば、益々自分の考えや選択に自信を持つことができ、幸福感や満足感を高めることになります。

具体的には、自己肯定感が高い人は、日々の小さな選択から人生を変える大きな決断まで、自分の直感と判断に従い行動することができます。
人に答えを委ねたり、他者が敷いたレールに乗ることなく、自分の本音に基づいた意志決定や自己責任においてやり遂げようとします。
これは、時に上手くいかない状況や難しい挑戦に直面した時でさえ、臆することなく前進する強さとなります。

例えば、仕事においては、違和感を感じつつも言われるがまま、与えられるがままの仕事ではなく、自分なりの発想や閃きに従って、積極的に建設的に動くことができます。
そして新しいチャンスが巡って来れば、積極的に受け取り、それに応えようとするので、成功しやすくなります。
その満足感や充実感は、さらなるステップへと繋がる事でしょう。

また、人間関係では、自分の意見や感情をオープンに表現することができるため、より健全で満足のいく関係を築くことが可能です。
自分を大切に尊重できている人は、人からも大切に扱われます。
だから、また、人の事も大切に扱うという循環が生まれます。

さらに、自己肯定感が高いと、日常のストレスや突発的な問題に適切に対処する能力も身につきます。
問題や困難を乗り越えるための自分なりの良い方法を持っており、不安やストレスを最小限に防ぐ術を身につけています。
自分にとってのリラクゼーションや適切な休息、そして自分の感情を整える方法を熟知しているのです。

結果として、自己肯定感が高い人は、人生のさまざまな局面で良い方向へと舵を切る事ができ、より高い満足度と幸福を得る事ができます。
なので、日々をより豊かに、意義あるものにすることができます。
これはただ単に「自信があるから」というよりも、自分自身の良いも悪いも深く理解し認め、自分の存在そのものを尊重しているからこそ得られる結果です。
自分で自分を悪い方向へと導かない。
より良くするための意識と行動力が無意識にも働くような思考回路になっているからです。

自己肯定感を低下させる原因


では、なぜ、自己肯定感が低くなってしまうのでしょうか?
この章では、自己肯定感を低下させるさまざまな原因を掘り下げようと思います。

幼少期の経験から社会的な圧力まで、自己肯定感に影響を与える要因をいくつか挙げます。
これらを理解することで、自己肯定感の低さの根本的な原因に気付き、改善への一歩を踏み出すためのキッカケを掴むことができるでしょう。

幼少期における原因(インナーチャイルド・トラウマ)

自己肯定感の根底にある多くの問題は、実は幼少期にさかのぼります。

子どもの頃に受けた批判や過度の期待、愛情の欠如などが、大人になってからも自尊心に影響を及ぼすことがあります。

例えば、親からの厳格なしつけや教師からの否定的な叱責、比較され続けた経験は、幼い心を傷つけ、「自分はどうせこんな人間だ」と自分自身を低く評価する原因となることが多いのです。
これらの経験が自己肯定感を形成する過程で、ネガティブな自己イメージや自信のなさ・劣等感・自己嫌悪を植え付けることがあります。
あるいは、精一杯努力していても、「まだまだ自分には足りない」と自己否定も強く、ありのままの自分を認めることができません。

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社会的原因

社会的な影響もまた、自己肯定感に大きな影響を与える要因です。

元々、ネガティブに物事を捉えがちな場合、大人になってからも、メディアやSNSを通して目にする他者の成功や幸せそうな場面を、自分と比べて大きなギャップを感じ、自分自身を不十分だとますます追い込んでしまうことがあります。

また、職場での競争や友人との比較など、日常的な社会生活が持つプレッシャーも、自己肯定感を低下させる原因となり得ます。
これらの圧力によって、自分自身を常に他人と比較し、足りない部分にばかり焦点を当ててしまうことがあります。

あなたは、いかがでしょうか?

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自己肯定感を高める方法


ここまでの内容をご覧になって、もし、「自分は自己肯定感が低い」と判明し、「自己肯定感を高めたい」と思えたのなら、日々の習慣や意識の方向を変えることで、自己肯定感を効果的に向上させる事ができます。
長年使い続けてきた思考癖や感情癖を、いきなり変えることは出来ませんが、小さなステップから始めて、徐々に自己肯定感を高めていくことは可能です。
それでは、自己肯定感を高めるための具体的な方法を一緒に見ていきましょう。

日々の習慣を変える

まず、1つ目の方法は、日々の習慣を変えることです。

毎日当たり前に、何気なくやっているルーティーンを意識して変えていくことです。

例えば、毎朝鏡の前で、あなたは自分自身にどんな言葉を掛けているでしょうか?
「あ~あ。今日も嫌な仕事にいかなきゃ」「あ~あ。今日もくたびれた顔してるな~」とかでしょうか?
毎日、自分にどんな言葉を呟き続けてきているのか、一度検証してみて下さい。

その上で、自分自身に向けてポジティブな言葉を言うことから始めてみましょう。
「今日は良い事を5つ見つけよう!」や「今日も〇〇ちゃん(自分の名前)ありがとうね」「今日も、〇〇ちゃん最高!」といったシンプルな自分にしっくりと感じるポジティブな言葉を掛けるようにしましょう。
これらの言葉は、毎日コツコツ繰り返すだけで、思考回路を変え、自尊心を高めます。

また、小さなことでも良いので、自分がやりたいことを積み重ねることも重要です。
もし、以前からやりたい事があるのなら、実際にそれをやり始める。

たとえば、英会話なら、1日ワンフレーズだけでもいいので、お風呂に入っている間だけでも覚える。
お風呂上りに、腹筋10回だけでもやり始める。
読みたかった本を数ページずつでも読み始めるなど、それが何も、生産的なものや成長を促すような建設的なことでなくてもいいんです。
大好きなスイーツを食べる、好きな音楽を聴く、ネットサーフィンを楽しむなど、自分のための、自分を喜ばせる楽しいと感じることをする。

自己肯定感の低い人は、つい、自分に厳しくなりがちです。
なので、単に楽しむだけのことを自分に与えることを許可できなかったりします。
「こんなダラダラしていても、意味がない」と、もっと何か凄い事を求めたりしてしまいます。
でも、頭で考えるだけで結局何もできていない。
だから、また自分に価値がないと落ち込んだりします。

だったら、同じ時間を少しでも自分を楽しませることに堂々と使ってみましょう。
これまでの毎日と習慣を変えるんです!
目的はそこ!
こんな変化が、「自分もやれば出来るじゃん」という思考回路を育て、「思ったらやる」「思った通りにやれば上手くいく」という自己肯定感が、当たり前に向上していきますよ。

意識の方向を変える

次に、2つ目の方法は、意識の方向を変えるという方法です。

自己肯定感の低い人も高い人も、要は、思考癖・感情癖の違いだけです。
なので、もし、ネガティブ思考や感情を使っている自分に気付いたら、意識的に、ポジティブな自己対話に変えてみましょう。

「私はどうせできない」と思ったら、「どうすればできるようになる?」と自問自答する。

「また、こんなことになっちゃった」と落ち込んだら、「じゃあ、どうなれば自分は良い気分になれる?」と自分に投げかける。

そこに、答えを出す必要はありません。
答えを出そうとすると、また、「私には無い、どうせ無理」という思考が顔を出すので、ただ、「どうなれば嬉しいの?」と投げかけるだけでオッケーです。

すると、不思議なことに、意識というのは、向けた方向に働き始めるので、あなたが嬉しいと感じる事や良い気分になれるような出来事を目の前に差し出してくれるようになります。
あなたの意識がそうさせるのです。

そうやって、意識の方向を今までとは違う方向に変えるだけで、目の前に起こる現象も変わってきます。
自分の意識次第で現実が変わる!この体験を積む事です。

すると、これも、思考回路がどんどん肯定的な方向に育っていくので、結果、自分自身への信頼感や自尊心が深まることになります。

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まとめ

今回は、自己肯定感とは?という人生に大きな影響を及ぼす重要なテーマについてお話しをしてきました。
自己肯定感の高い人・低い人のそれぞれの特徴人生に及ぼす影響を挙げた上で、自己肯定感を下げる原因を突き止め、自己肯定感を高める方法をご紹介しました。

あなたはいかがだったでしょう?
自己肯定感が高い人でしたか? 低い人でしたか?

でも、「高い・低い」というのは、何を持っての基準なのでしょうね?
高いのが良くて、低いのは悪いのでしょうか?

私は違うと思います。

どんな自分であろうと、どれだけありのままの自分を受け入れることが出来ているか?ということだろうと思います。

それに、たくさんの相談者様のカウンセリングしていて気付くのは、自己肯定感が低いと感じている人に限って、めちゃくちゃ理想が高い(笑)
「そんなの、私だって無理よ」って思っちゃうくらい理想が完璧すぎて高い。
その理想の完璧な自分と今の自分を比べて、自分は自己肯定感が低いと思い込んでいる人がとても多いです。
「いやいや、今のあなたで、十分じゃん!」って。でも、それに満足・納得がいかない。
そういう場合が多いです。

なので、「どうせ〇〇だから・・・」という意識から、「ありのままの自分を肯定できる感覚」を養えるよう、ぜひ、実践をしてみて下さいね。
まずは、そこからです。
自分を否定し続けて、肯定的な現実は生まれませんので。

最後までお読みいただき、ありがとうございます💖


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